2024年7月28日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:第三のしるし:癒やしと安息 聖書箇所:ヨハネ5:1-18

ヨハネ5:1-18(聖書 新改訳2017)

1,その後、ユダヤ人の祭りがあって、イエスはエルサレムに上られた。
2,エルサレムには、羊の門の近くに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があり、五つの回廊がついていた。
3,その中には、病人、目の見えない人、足の不自由な人、からだに麻痺のある人たちが大勢、横になっていた。
5,そこに、三十八年も病気にかかっている人がいた。
6,イエスは彼が横になっているのを見て、すでに長い間そうしていることを知ると、彼に言われた。「良くなりたいか。」
7,病人は答えた。「主よ。水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいません。行きかけると、ほかの人が先に下りて行きます。」
8,イエスは彼に言われた。「起きて床を取り上げ、歩きなさい。」
9,すると、すぐにその人は治って、床を取り上げて歩き出した。ところが、その日は安息日であった。
10,そこでユダヤ人たちは、その癒やされた人に、「今日は安息日だ。床を取り上げることは許されていない」と言った。
11,しかし、その人は彼らに答えた。「私を治してくださった方が、『床を取り上げて歩け』と私に言われたのです。」
12,彼らは尋ねた。「『取り上げて歩け』とあなたに言った人はだれなのか。」
13,しかし、癒やされた人は、それがだれであるかを知らなかった。群衆がそこにいる間に、イエスは立ち去られたからである。
14,後になって、イエスは宮の中で彼を見つけて言われた。「見なさい。あなたは良くなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないと、もっと悪いことがあなたに起こるかもしれない。」
15,その人は行って、ユダヤ人たちに、自分を治してくれたのはイエスだと伝えた。
16,そのためユダヤ人たちは、イエスを迫害し始めた。イエスが、安息日にこのようなことをしておられたからである。
17,イエスは彼らに答えられた。「わたしの父は今に至るまで働いておられます。それでわたしも働いているのです。」
18,そのためユダヤ人たちは、ますますイエスを殺そうとするようになった。イエスが安息日を破っていただけでなく、神をご自分の父と呼び、ご自分を神と等しくされたからである。