2024年12月8日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:メシアを拒否したユダヤ人指導者

聖書箇所:ヨハネ10:22-42

22,そのころ、エルサレムで宮きよめの祭りがあった。時は冬であった。
23,イエスは宮の中で、ソロモンの回廊を歩いておられた。
24,ユダヤ人たちは、イエスを取り囲んで言った。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。あなたがキリストなら、はっきりと言ってください。」
25,イエスは彼らに答えられた。「わたしは話したのに、あなたがたは信じません。わたしが父の名によって行うわざが、わたしについて証ししているのに、
26,あなたがたは信じません。あなたがたがわたしの羊の群れに属していないからです。
27,わたしの羊たちはわたしの声を聞き分けます。わたしもその羊たちを知っており、彼らはわたしについて来ます。
28,わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは永遠に、決して滅びることがなく、また、だれも彼らをわたしの手から奪い去りはしません。
29,わたしの父がわたしに与えてくださった者は、すべてにまさって大切です。だれも彼らを、父の手から奪い去ることはできません。
30,わたしと父とは一つです。」
31,ユダヤ人たちは、イエスを石打ちにしようとして、再び石を取り上げた。
32,イエスは彼らに答えられた。「わたしは、父から出た多くの良いわざを、あなたがたに示しました。そのうちのどのわざのために、わたしを石打ちにしようとするのですか。」
33,ユダヤ人たちはイエスに答えた。「あなたを石打ちにするのは良いわざのためではなく、冒瀆のためだ。あなたは人間でありながら、自分を神としているからだ。」
34,イエスは彼らに答えられた。「あなたがたの律法に、『わたしは言った。「おまえたちは神々だ」』と書かれていないでしょうか。
35,神のことばを受けた人々を神々と呼んだのなら、聖書が廃棄されることはあり得ないのだから、
36,『わたしは神の子である』とわたしが言ったからといって、どうしてあなたがたは、父が聖なる者とし、世に遣わした者について、『神を冒瀆している』と言うのですか。
37,もしわたしが、わたしの父のみわざを行っていないのなら、わたしを信じてはなりません。
38,しかし、行っているのなら、たとえわたしが信じられなくても、わたしのわざを信じなさい。それは、父がわたしにおられ、わたしも父にいることを、あなたがたが知り、また深く理解するようになるためです。」
39,そこで、彼らは再びイエスを捕らえようとしたが、イエスは彼らの手から逃れられた。
40,そして、イエスは再びヨルダンの川向こう、ヨハネが初めにバプテスマを授けていた場所に行き、そこに滞在された。
41,多くの人々がイエスのところに来た。彼らは「ヨハネは何もしるしを行わなかったが、この方についてヨハネが話したことはすべて真実であった」と言った。
42,そして、その地で多くの人々がイエスを信じた。