2024年12月15日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:ラザロの死:第七のしるしのはじまり
聖書箇所:ヨハネ11:1-16
1,さて、ある人が病気にかかっていた。ベタニアのラザロである。ベタニアはマリアとその姉妹マルタの村であった。
2,このマリアは、主に香油を塗り、自分の髪で主の足をぬぐったマリアで、彼女の兄弟ラザロが病んでいたのである。
3,姉妹たちは、イエスのところに使いを送って言った。「主よ、ご覧ください。あなたが愛しておられる者が病気です。」
4,これを聞いて、イエスは言われた。「この病気は死で終わるものではなく、神の栄光のためのものです。それによって神の子が栄光を受けることになります。」
5,イエスはマルタとその姉妹とラザロを愛しておられた。
6,しかし、イエスはラザロが病んでいると聞いてからも、そのときいた場所に二日とどまられた。
7,それからイエスは、「もう一度ユダヤに行こう」と弟子たちに言われた。
8,弟子たちはイエスに言った。「先生。ついこの間ユダヤ人たちがあなたを石打ちにしようとしたのに、またそこにおいでになるのですか。」
9,イエスは答えられた。「昼間は十二時間あるではありませんか。だれでも昼間歩けば、つまずくことはありません。この世の光を見ているからです。
10,しかし、夜歩けばつまずきます。その人のうちに光がないからです。」
11,イエスはこのように話し、それから弟子たちに言われた。「わたしたちの友ラザロは眠ってしまいました。わたしは彼を起こしに行きます。」
12,弟子たちはイエスに言った。「主よ。眠っているのなら、助かるでしょう。」
13,イエスは、ラザロの死のことを言われたのだが、彼らは睡眠の意味での眠りを言われたものと思ったのである。
14,そこで、イエスは弟子たちに、今度ははっきりと言われた。「ラザロは死にました。
15,あなたがたのため、あなたがたが信じるためには、わたしがその場に居合わせなかったことを喜んでいます。さあ、彼のところへ行きましょう。」
16,そこで、デドモと呼ばれるトマスが仲間の弟子たちに言った。「私たちも行って、主と一緒に死のうではないか。」