2024年8月18日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:第四のしるし:パンを与えるメシア 聖書箇所:ヨハネ6:1-15
ヨハネ6:1-15(聖書 新改訳2017)
1,その後、イエスはガリラヤの湖、すなわち、ティベリアの湖の向こう岸に行かれた。
2,大勢の群衆がイエスについて行った。イエスが病人たちになさっていたしるしを見たからであった。
3,イエスは山に登り、弟子たちとともにそこに座られた。
4,ユダヤ人の祭りである過越が近づいていた。
5,イエスは目を上げて、大勢の群衆がご自分の方に来るのを見て、ピリポに言われた。「どこからパンを買って来て、この人たちに食べさせようか。」
6,イエスがこう言われたのは、ピリポを試すためであり、ご自分が何をしようとしているのかを、知っておられた。
7,ピリポはイエスに答えた。「一人ひとりが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
8,弟子の一人、シモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
9,「ここに、大麦のパン五つと、魚二匹を持っている少年がいます。でも、こんなに大勢の人々では、それが何になるでしょう。」
10,イエスは言われた。「人々を座らせなさい。」その場所には草がたくさんあったので、男たちは座った。その数はおよそ五千人であった。
11,そうして、イエスはパンを取り、感謝の祈りをささげてから、座っている人たちに分け与えられた。魚も同じようにして、彼らが望むだけ与えられた。
12,彼らが十分食べたとき、イエスは弟子たちに言われた。「一つも無駄にならないように、余ったパン切れを集めなさい。」
13,そこで彼らが集めると、大麦のパン五つを食べて余ったパン切れで、十二のかごがいっぱいになった。
14,人々はイエスがなさったしるしを見て、「まことにこの方こそ、世に来られるはずの預言者だ」と言った。
15,イエスは、人々がやって来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、再びただ一人で山に退かれた。