2024年9月22日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:神様の栄誉を求める

聖書箇所:ヨハネ7:1-24

1,その後、イエスはガリラヤを巡り続けられた。ユダヤ人たちがイエスを殺そうとしていたので、ユダヤを巡ろうとはされなかったからである。
2,時に、仮庵の祭りというユダヤ人の祭りが近づいていた。
3,そこで、イエスの兄弟たちがイエスに言った。「ここを去ってユダヤに行きなさい。そうすれば、弟子たちもあなたがしている働きを見ることができます。
4,自分で公の場に出ることを願いながら、隠れて事を行う人はいません。このようなことを行うのなら、自分を世に示しなさい。」
5,兄弟たちもイエスを信じていなかったのである。
6,そこで、イエスは彼らに言われた。「わたしの時はまだ来ていません。しかし、あなたがたの時はいつでも用意ができています。
7,世はあなたがたを憎むことができないが、わたしのことは憎んでいます。わたしが世について、その行いが悪いことを証ししているからです。
8,あなたがたは祭りに上って行きなさい。わたしはこの祭りに上って行きません。わたしの時はまだ満ちていないのです。」
9,こう言って、イエスはガリラヤにとどまられた。
10,しかし、兄弟たちが祭りに上って行った後で、イエスご自身も、表立ってではなく、いわば内密に上って行かれた。
11,ユダヤ人たちは祭りの場で、「あの人はどこにいるのか」と言って、イエスを捜していた。
12,群衆はイエスについて、小声でいろいろと話をしていた。ある人たちは「良い人だ」と言い、別の人たちは「違う。群衆を惑わしているのだ」と言っていた。
13,しかし、ユダヤ人たちを恐れたため、イエスについて公然と語る者はだれもいなかった。
14,祭りもすでに半ばになったころ、イエスは宮に上って教え始められた。
15,ユダヤ人たちは驚いて言った。「この人は学んだこともないのに、どうして学問があるのか。」
16,そこで、イエスは彼らに答えられた。「わたしの教えは、わたしのものではなく、わたしを遣わされた方のものです。
17,だれでも神のみこころを行おうとするなら、その人には、この教えが神から出たものなのか、わたしが自分から語っているのかが分かります。
18,自分から語る人は自分の栄誉を求めます。しかし、自分を遣わされた方の栄誉を求める人は真実で、その人には不正がありません。
19,モーセはあなたがたに律法を与えたではありませんか。それなのに、あなたがたはだれも律法を守っていません。あなたがたは、なぜわたしを殺そうとするのですか。」
20,群衆は答えた。「あなたは悪霊につかれている。だれがあなたを殺そうとしているのか。」
21,イエスは彼らに答えられた。「わたしが一つのわざを行い、それで、あなたがたはみな驚いています。
22,モーセはあなたがたに割礼を与えました。それはモーセからではなく、父祖たちから始まったことです。そして、あなたがたは安息日にも人に割礼を施しています。
23,モーセの律法を破らないようにと、人は安息日にも割礼を受けるのに、わたしが安息日に人の全身を健やかにしたということで、あなたがたはわたしに腹を立てるのですか。
24,うわべで人をさばかないで、正しいさばきを行いなさい。」