2023年7月30日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:イサクの誕生とイシュマエルとの別れ 聖書箇所:創世記21:1-21

創世記21:1-21(聖書 新改訳2017)

1,主は約束したとおりに、サラを顧みられた。主は告げたとおりに、サラのために行われた。
2,サラは身ごもり、神がアブラハムに告げられたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。
3,アブラハムは、自分に生まれた子、サラが自分に産んだ子をイサクと名づけた。
4,そしてアブラハムは、神が命じられたとおり、生後八日になった自分の子イサクに割礼を施した。
5,アブラハムは、その子イサクが彼に生まれたとき、百歳であった。
6,サラは言った。「神は私に笑いを下さいました。これを聞く人もみな、私のことで笑うでしょう。」
7,また、彼女は言った。「だれがアブラハムに、『サラが子に乳を飲ませる』と告げたでしょう。ところが私は、主人が年老いてから子を産んだのです。」
8,その子は育って乳離れした。アブラハムはイサクの乳離れの日に、盛大な宴会を催した。
9,サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムに産んだ子が、イサクをからかっているのを見た。
10,それで、アブラハムに言った。「この女奴隷とその子を追い出してください。この女奴隷の子は、私の子イサクとともに跡取りになるべきではないのですから。」
11,このことで、アブラハムは非常に苦しんだ。それが自分の子に関わることだったからである。
12,神はアブラハムに仰せられた。「その少年とあなたの女奴隷のことで苦しんではならない。サラがあなたに言うことはみな、言うとおりに聞き入れなさい。というのは、イサクにあって、あなたの子孫が起こされるからだ。
13,しかし、あの女奴隷の子も、わたしは一つの国民とする。彼も、あなたの子孫なのだから。」
14,翌朝早く、アブラハムは、パンと、水の皮袋を取ってハガルに与え、彼女の肩に担がせ、その子とともに彼女を送り出した。それで彼女は行って、ベエル・シェバの荒野をさまよった。
15,皮袋の水が尽きると、彼女はその子を一本の灌木の下に放り出し、
16,自分は、弓で届くぐらい離れた向こうに行って座った。「あの子が死ぬのを見たくない」と思ったからである。彼女は向こうに座り、声をあげて泣いた。
17,神は少年の声を聞かれ、神の使いは天からハガルを呼んで言った。「ハガルよ、どうしたのか。恐れてはいけない。神が、あそこにいる少年の声を聞かれたからだ。
18,立って、あの少年を起こし、あなたの腕でしっかり抱きなさい。わたしは、あの子を大いなる国民とする。」
19,神がハガルの目を開かれたので、彼女は井戸を見つけた。それで、行って皮袋を水で満たし、少年に飲ませた。
20,神が少年とともにおられたので、彼は成長し、荒野に住んで、弓を射る者となった。
21,彼はパランの荒野に住んだ。彼の母は、エジプトの地から彼のために妻を迎えた。