2024年6月23日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:御霊をあたえるメシア 聖書箇所:ヨハネ3:1-21
ヨハネ3:1-21(聖書 新改訳2017)
1,さて、パリサイ人の一人で、ニコデモという名の人がいた。ユダヤ人の議員であった。
2,この人が、夜、イエスのもとに来て言った。「先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられなければ、あなたがなさっているこのようなしるしは、だれも行うことができません。」
3,イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに言います。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
4,ニコデモはイエスに言った。「人は、老いていながら、どうやって生まれることができますか。もう一度、母の胎に入って生まれることなどできるでしょうか。」
5,イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに言います。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。
6,肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
7,あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
8,風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。」
9,ニコデモは答えた。「どうして、そのようなことがあり得るでしょうか。」
10,イエスは答えられた。「あなたはイスラエルの教師なのに、そのことが分からないのですか。
11,まことに、まことに、あなたに言います。わたしたちは知っていることを話し、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れません。
12,わたしはあなたがたに地上のことを話しましたが、あなたがたは信じません。それなら、天上のことを話して、どうして信じるでしょうか。
13,だれも天に上った者はいません。しかし、天から下って来た者、人の子は別です。
14,モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければなりません。
15,それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」
16,神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
17,神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
18,御子を信じる者はさばかれない。信じない者はすでにさばかれている。神のひとり子の名を信じなかったからである。
19,そのさばきとは、光が世に来ているのに、自分の行いが悪いために、人々が光よりも闇を愛したことである。
20,悪を行う者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。
21,しかし、真理を行う者は、その行いが神にあってなされたことが明らかになるように、光の方に来る。