2024年12月22日 トロント・ジャパニーズ・クリスチャン・コミュニティ 礼拝メッセージ タイトル:第七のしるしII:よみがえりの予告
聖書箇所:ヨハネ11:17-37
17,イエスがおいでになると、ラザロは墓の中に入れられて、すでに四日たっていた。
18,ベタニアはエルサレムに近く、十五スタディオンほど離れたところにあった。
19,マルタとマリアのところには、兄弟のことで慰めようと、大勢のユダヤ人が来ていた。
20,マルタは、イエスが来られたと聞いて、出迎えに行った。マリアは家で座っていた。
21,マルタはイエスに言った。「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。
22,しかし、あなたが神にお求めになることは何でも、神があなたにお与えになることを、私は今でも知っています。」
23,イエスは彼女に言われた。「あなたの兄弟はよみがえります。」
24,マルタはイエスに言った。「終わりの日のよみがえりの時に、私の兄弟がよみがえることは知っています。」
25,イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。
26,また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。」
27,彼女はイエスに言った。「はい、主よ。私は、あなたが世に来られる神の子キリストであると信じております。」
28,マルタはこう言ってから、帰って行って姉妹のマリアを呼び、そっと伝えた。「先生がお見えになり、あなたを呼んでおられます。」
29,マリアはそれを聞くと、すぐに立ち上がって、イエスのところに行った。
30,イエスはまだ村に入らず、マルタが出迎えた場所におられた。
31,マリアとともに家にいて、彼女を慰めていたユダヤ人たちは、マリアが急いで立ち上がって出て行くのを見て、墓に泣きに行くのだろうと思い、ついて行った。
32,マリアはイエスがおられるところに来た。そしてイエスを見ると、足もとにひれ伏して言った。「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。」
33,イエスは、彼女が泣き、一緒に来たユダヤ人たちも泣いているのをご覧になった。そして、霊に憤りを覚え、心を騒がせて、
34,「彼をどこに置きましたか」と言われた。彼らはイエスに「主よ、来てご覧ください」と言った。
35,イエスは涙を流された。
36,ユダヤ人たちは言った。「ご覧なさい。どんなにラザロを愛しておられたことか。」
37,しかし、彼らのうちのある者たちは、「見えない人の目を開けたこの方も、ラザロが死なないようにすることはできなかったのか」と言った。